ショパンコンクール本選に小林愛実さん(ピティナJr.G級金賞/福田靖子賞第1位)ほか進出
ポーランドで開催され、世界的に活躍する多くのピアニストを輩出してきたコンクールである「第18回ショパン国際ピアノコンクール」の本選進出者が、日本時間の17日早朝発表され、日本からは小林愛実さん(ピティナJr.G級金賞/福田靖子賞第1位)、反田恭平さんを含む12名がファイナル進出を決めた。
- Ms Leonora Armellini, Italy
- Mr J J Jun Li Bui, Canada
- Mr Alexander Gadjiev , Italy/Slovenia
- Mr Martin Garcia Garcia, Spain
- Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia
- Ms Aimi Kobayashi, Japan
- Mr Jakub Kuszlik, Poland
- Mr Hyuk Lee, South Korea
- Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
- Mr Kamil Pacholec, Poland
- Mr Hao Rao, China
- Mr Kyohei Sorita, Japan
「ショパン国際ピアノコンクール」は5年に一度、ポーランドで開催されている1927年に始まった世界的に活躍する多くのピアニストを輩出してきたコンクールのひとつ。本来は2020年に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により2021年に延期され、10月3日から本大会一次予選が始まった。
今回は予備予選を通過した87名(うち日本人14名)が本大会一次予選に参加。二次予選には45名(うち日本人8名)、三次予選には23名(うち日本人5名)が進出し、協奏曲のラウンドとなるファイナルに12名(うち日本人2名)が駒を進めた。 前大会となる2015年は三次予選・ファイナル進出は小林愛実さんのみ、2010年は二次予選以降のラウンドへの日本人進出がなかった。2名以上の日本人がファイナルへ進出したのは、2005年大会で関本昌平(4位入賞)、山本貴志(4位入賞)、大崎結真、根津理恵子の4名が進出した以来、16年ぶりとなる。
本選は日本時間19日深夜1時からスタートを予定。10名の参加者がショパンのピアノ協奏曲第1番、または第2番を披露。すべての演奏はYouTubeにてライブ配信される。最終結果は日本時間21日早朝発表予定。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)では予備予選からブログツール「note」にてコンクール情報、演奏解説など掲載(「ピティナ広報部note」)。ワルシャワの現地リポーターとしては飯田有抄(クラシック音楽ファシリテーター)、日本からのレポーターとしては加藤哲礼(ピティナ育英広報室長)がつとめ、各種情報を発信している。予備予選から本選進出者決定までの約3カ月間で約240万ビューのアクセスを集める(10月17日現在)。またYouTubeチャンネル「ピティナ広報チャンネル」にて公開している日本人参加者のインタビューは1カ月で130万回以上の再生回数となり、Twitterでのインプレッションは700万をこえるなど、トータル1000万PV以上の閲覧数となり注目を集めている。
第3回 | 原智恵子 |
第5回 | 田中希代子(第10位) |
第7回 | 中村紘子(第4位) |
第8回 | 内田光子(第2位)、遠藤郁子(第8位) |
第10回 | 海老彰子(第5位)
|
第11回 | 小山実稚恵(第4位) |
第12回 | 横山幸雄(第3位)、高橋多佳子(第5位) |
第13回 | 宮谷理香(第5位) |
第14回 | 佐藤美香(第6位) |
第15回 | 関本昌平、山本貴志(ともに第4位) |
本件に関するお問い合わせはpublic_relations★piano.or.jp(加藤・黒木・堀内)まで。 ※「★」記号を「@」に置き換えて下さい。