黒木雪音さんがフランツ・リスト国際ピアノコンクールで第1位を受賞
黒木雪音さん(2019ピティナ特級銀賞/2015福田靖子賞第1位)が、9月22日~29日オランダ・ユトレヒトで行われていたフランツ・リスト国際ピアノコンクールで第1位を受賞されました。同コンクールの日本人優勝者は2011年の後藤正孝さん以来の快挙となります。2022年は「リスト ユトレヒト」の名称で、一次に続き、リストリサイタル、シューベルト=リストリサイタル、歌曲伴奏、室内楽の4つのステージを経て、グランド・フィナーレでのコンチェルト共演という流れで開催されました。
黒木雪音さんは、今年5月の第12回ダブリン国際ピアノコンクールでも優勝を果たし、2タイトルを制覇しました。Photo: Liszt Utrecht
黒木雪音さんからのコメント
この度は"Liszt Utrecht 2022"にて、第1位を頂く事が出来、本当に光栄で嬉しく思います。これまで協力して下さった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。今回のプログラムはかなり興味深く、また沢山の事を学んでいく中で、自分では気づいていなかった新たな面やシューベルト=リストの美しい曲に出会う事が出来ました。タフなプログラムを演奏する事は自分にとって大きな挑戦でしたが、ユトレヒトの聴衆の皆様はとても暖かくいつも歓迎して下さりました。その為、全てのラウンドを心から楽しんで演奏する事が出来ました。これから沢山のコンサートが予定されていますが、真摯に音楽と向き合い、聴衆の方々へ笑顔や感動をお届けできるピアニストになれるよう精進して参ります。この度は本当にありがとうございました。
演奏動画