中田元子先生が令和七年度社会教育功労者表彰の表彰者に

 文部科学省による令和七年度社会教育功労者表彰についてが発表が行われ、当協会理事・組織運営委員長の中田元子先生が表彰者に選ばれました。
中田先生は昭和44年に相愛大学音楽学部ピアノ科を卒業後、平成元年にピティナへ入会。平成7年に「ミュージック・コスモスピアノ教室」を開設し、門下生からは全日本学生音楽コンクールやピティナ・ピアノコンペティション等で多数の入賞者を輩出。東京藝術大学や京都市立芸術大学等へ進学し、国内外で活躍する演奏家や指導者も数多く育成されました。
平成9年から令和3年まで、ピアノ技能検定「ピティナ・ピアノステップ」(文部科学省後援)の課題曲選定委員長として、当事業の課題設定における中心的な役割を担い、事業の発展に貢献されました。
平成12年には大阪府内でピティナ千里支部長に就任し、「ピティナ・ピアノコンペティション」地区予選・本選の運営をはじめ、ピアノ学習者・指導者の研鑽の場を作り続けておられます。平成17年には、大阪市内に「ピティナ大阪城ステーション」を立ち上げ、令和7年までに「ピティナ・ピアノステップ」を通算22回開催。関西地域の在住者を中心に、のべ1,600組を超えるピアノ学習者・愛好者が参加し、地域の音楽文化振興に貢献されています。
平成23年にピティナ理事に就任。令和3年からは組織運営委員長として、同協会の主要な会員(正会員)の承認ならびに各地の運営事務局を統括し、組織の強化・発展に指導的な役割を果たしておられます。
また、ピアノ指導法に関する研究と指導者育成にも尽力され、2006年から20年間にわたり、大阪市内にて「Miyoshiピアノ・メソード」の勉強会を月1回程度開催されています。

 表彰式は、2026年2月中旬に文部科学省(東京都千代田区)にて開催予定です。

◆報道発表:文部科学省ウェブサイトより(令和7年12月12日発表)

なお、ピティナにおける活動実績によって過去に同賞を受けられた方々には以下の方々がいらっしゃいます(2025年12月時点で確認できる範囲で掲載)。

受賞年度 お名前(敬称略)
2024 武田真理
2023 杉本安子
2022 林苑子
2021 戸沢睦子
2020 江口文子
2019 金子勝子
2018 江崎光世
2011 福田成康
2010 二宮裕子
2009 播本枝未子
2008 松崎伶子
2007 嵐野英彦
2006年度以前 福田靖子、田渕進、中山靖子、宝木多加志

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