2021年6月24日 新入会員オリエンテーション開催レポート

2021年6月24日(木)、新入会員オリエンテーションが実施され、9名の新入会の先生方にご参加頂きました。ゲストスピーカーに中野昌子先生をお迎えして、ステージ活用や支部・ステーションに関わる意義についてお話頂きました。ここでは質疑応答の時間で新入会員の方からお寄せ頂いたご質問の一部をQ&A方式でご紹介致します。

◆支部・ステーション活動について

支部に所属したものの、どう活動に関わっていけば良いかわかりません。(尾野 美和先生/東京)

それぞれの支部・ステーションの活動内容についてはピティナ・コミュニティをご覧ください。活動に参画したい支部・ステーションがある場合には本部事務局にご連絡いただけたら仲介いたします。新たに所属したい支部が見つかったり、変更したい場合も、本部事務局宛に電話やメールでお声がけいただければOKです。
ご自身が所属する支部の協力ステーションでなくても関わることができますし、複数のステーションに関わることも可能です。(本部事務局)

私も最初はよくわからず、実際に生徒を参加させるようになって初めて、運営に携わっている先生にお声がけいただくようになりました。時間があるときは同じ支部内の複数のステーションのお手伝いをしていました。それぞれカラーがあるので複数関わることでより多くの刺激を得られたと思います。(中野 昌子先生/ゲスト)

◆生徒募集について

指導にブランクがあり、再開後なかなか生徒募集が思うようにいかない事に悩んでいます。(K.N.先生/愛知)

ウェブサイトを一昨年リニューアルしてブログも定期的に書くようにしました。リニューアル前は半年に2,3人ほどお問合せがありましたが、更新が滞り1年が経ったころに退会が相次ぎ、新規のお問合せも来ず…となってしまい、更新を再開したものの状況が好転しなかったのでリニューアルに踏み切りました。今年になって生徒が満員になりました。(藤山 令先生/福岡県)

私はブログのほかに、インスタグラムもこまめに更新する中で生徒が増えてきました。(田村 容子先生/東京都)

◆発表会の実施方法

今年教室を始めて1年目。まだ生徒が少なく、発表会をどのように実施したらよいか悩んでいます。(仲本 沙織先生/広島県)

はじめは大学の時に同門だった友人の発表会に混ぜてもらいました。一緒に行うことで写真やお花の手配、記念品の準備など発表会運営のノウハウを知ることが出来ました。(中野 昌子先生/ゲスト)

駆け出しの頃は、喫茶店などでピアノが置いてあるお店を貸切にして、演奏後にはお茶とお菓子を楽しむ…という形で行いました。(当時の生徒数は6,7人)その時はお花の準備なども皆に持って帰ってもらえるくらいのちょっとしたものにしました。今は他の先生と3人で合同発表会をしています。(K.N.先生/愛知)

コロナ禍での発表会の実施はしましたか?また、対策はどのようにしましたか?(岡田 久美先生/北海道)

挙手によるアンケート

2020年度 実施した…3人/動画共有・オンライン…1人/しなかった…5人
2021年度 実施する…7人/動画共有・オンライン…2人

今年は、3月に開催された楽器店主宰の発表会に参加しました。換気・消毒を徹底し、舞台袖と受付に例年以上にスタッフを動員しました。ドアは開けっぱなしにして、休憩は例年以上に時間を取りました。受付ではスタッフ3名が常時待機し検温や消毒、名簿記入の対応を行いました。舞台袖の待機人数を例年5人→2,3人に減らし、演奏前にマスクを外す形にし、袋に入れ名前を書くようにしました。(奥野 彰子先生/大阪)

(舞台上での)マスクはとりたい人は舞台袖でマスクケースに入れてもらい、とりたくない人は着けたまま出演してもらいました。例年は管弦楽体験をしているがそちらはやむなく中止し、連弾・2台ピアノに切り替えました。2部制で入れ替え、会場の動線も一方通行にするなど工夫しました。(K.N.先生/愛知)

◆参加しての感想
  • ピアノの先生の繋がりができ、レッスンや発表会への色々な意見や、やり方について知ることができました。独りよがりではなく、広い視点でピアノ教室が運営できると感じました。(酒井 晶子先生/神奈川)
  • ピティナの中で、知らなかった他のコンクールのことや、ステーションの活動など、参加しやすいものも知ることができて良かったです。(齋藤 友香先生/東京)
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