第19回ショパンコンクールで桑原志織さん(ピティナ特級銀賞/演奏会員)が4位入賞
ポーランドで開催され、世界的に活躍する多くのピアニストを輩出してきたコンクールである「第19回ショパン国際ピアノコンクール」の最終結果が、日本時間の10月21日(火)早朝に発表されました。日本からは桑原志織さん(特級銀賞/演奏会員)が第4位に入賞、進藤実優さん(特級銀賞/学生会員)が入選を果たしました。

第2位 Kevin CHEN(カナダ/20歳)
第3位 Zitong WANG(中国/26歳)
第4位 Tianyao LYU(中国/16歳)、桑原志織(日本/30歳)
第5位 Piotr ALEXEWICZ(ポーランド/25歳)、Vincent ONG(マレーシア/24歳)
第6位 William YANG(アメリカ/24歳)
各ジャンルで優秀だった演奏に送られる特別賞は以下の通りです。
- コンチェルト賞:Tianyao LYU(中国)
- マズルカ賞:Yehuda PROKOPOWICZ(ポーランド)
- ポロネーズ賞:Tianyou LI(中国)
- ソナタ賞:Zitong WANG(中国)
- バラード賞:Adam KALDUNSKI(ポーランド)


写真クレジット:Krzysztof Szlezak / Wojciech Grzedzinski (NIFC)
「ショパン国際ピアノコンクール」は5年に一度、ポーランドで開催されている、1927年に始まった世界的に活躍する多くのピアニストを輩出してきたコンクールのひとつ。第19回となる2025年大会は、10月2日のオープニングコンサートを皮切りに、3日から一次予選が開幕した。
今回は予備予選を通過した84名(うち日本人13名)が本大会一次予選に参加。二次予選には40名(うち日本人5名)、三次予選には20名(うち日本人3名)、協奏曲に幻想ポロネーズを新たに加えたファイナルには11名(うち日本人2名)が進出した。
ファイナルの結果、桑原志織さんが4位入賞、進藤実優さん入賞となった。日本人の入賞は、前回2021年大会の反田恭平さん・小林愛実さんに続き、2大会連続となり、引き続き日本のピアニストの高いレベルを示すこととなった。
入賞者演奏会は10月21日から23日に開催され、21日の演奏会では表彰セレモニーがおこなわれる。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)では、予備予選から本大会・ファイナルまで、レポートやインタビュー動画を継続的に発信しています。最新の記事・動画は下記よりご覧ください。
第3回 | 原智恵子 |
第5回 | 田中希代子(第10位) |
第7回 | 中村紘子(第4位) |
第8回 | 内田光子(第2位) |
第10回 | 海老彰子(第5位) |
第11回 | 小山実稚恵(第4位) |
第12回 | 横山幸雄(第3位)、高橋多佳子(第5位) |
第13回 | 宮谷理香(第5位) |
第14回 | 佐藤美香(第6位) |
第15回 | 関本昌平・山本貴志(ともに第4位) |
第18回 | 反田恭平(第2位)、小林愛実(第4位) |
第19回 | 桑原志織(第4位) |
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