「わたしとピティナ」ep9:川口ステーション 熊谷麻里先生

埼玉県川口市にステーションが誕生して20年になりました。
当時、まだ川口市にピティナのステーションはなく、私は生徒たちを近くの池袋のステップに参加させていました。
ある日、南浦和にあるミリオン楽器の営業の初老の男性I氏が家に突然訪ねてきて、
「川口にステーションを作って、代表になって欲しい」
と言われ、即断りました。
ところが、I氏は諦めてくれず、何度も訪ねてくるのです。
「この地区の指導者にいろいろ聞いたけど、みんなが先生が代表に良いと言っている」
と、本当か嘘かわからないことを言い、何があっても諦めない。
そこで、私は2つ条件を出しました。
1.いつも池袋のステップに生徒を出していてお手伝いをしているので、その先生に私が別のステーションを作り代表となっても良いと許可を取ること(快く承諾してくれること)
2.この川口地区でステーションを手伝ってくれる頼りになる良いメンバーを探すこと
しばらくして、久しぶりにI氏がやってきて、
「すべての条件をクリアした」
と言うのです。
嘘ではなく本当に頑張ってくれたようで、そこまでしてもらったら、さすがにもう断るわけにはいきません。代表を引き受けることにしました。
I氏が自信を持って集めてきてくれた地元のピアノの指導者たちは明るく、協力的な方ばかりで、支えられて現在に至ります。ステップの開催も2025年で35回を数えるまでになりました。


2007年にはステーションの活動を地域活動にも広げようと、メンバーで川口市内の小学校をまわって連弾での学校クラスコンサートを開催しました。
2012年には「かわぐち~ず」を結成し、川口ステップに団体登録として春畑セロリ先生の楽しいアンサンブル作品で会場を盛り上げました。現在までにステップには7回参加を重ねています。
2017年には東京芸術劇場で開かれた「ピティナ創立50周年記念コンサート」での『逢えてよかったね』の合唱企画にも、ステーションメンバーで参加しました。

今年久しぶりに学校での公演も行いました。「かわぐち~ず」のメンバーで市内の小学校の朝礼を訪れ、子どもたちに人気の曲のメドレー連弾などを交えた20分間のコンサートを開きました。朝早くは大変ですが、曲あてクイズ大会で盛り上がったり、一緒に口ずさんでくれる子どもたちの様子を見るととても嬉しくなるひと時でした。


このように、「やりませんか?」と声をかけると集まってくれる、とても頼もしいメンバーです。みんなで市内の子供達のピアノ学習を応援しながら、ステーションを運営しています。
I氏が作ってくれたご縁に感謝して、これからもみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います。

| 2006年 | 2月27日:ピティナ川口ステーション設立 |
|---|---|
| 2006年 | 11月14日:第1回ステップ開催(参加者115名/川口総合文化センター リリア1階 催し広場) |
| 2007年 | 1月~2月:川口市内小学校にて学校クラスコンサート開催 |
| 2009年 | 11月15日:「まなびピア埼玉2009協賛事業」としてステップを開催 |
| 2012年 | 11月23日:「かわぐち~ず」結成、団体登録でステップに初参加 |
| 2017年 | 2月28日:ピティナ創立50周年記念コンサートにて「逢えてよかったね」合唱に川口ステーションとして参加 |
| 2025年 | 2025年までにステップを35回開催 |
皆様の記憶に残るピティナとの思い出や、大切に保管している写真・グッズを募集しています。会員、参加者、保護者の皆様、どなたでもご参加いただけます。
あなたとピティナの歩みを文章で教えてください。(長文・メール送信も可) 人生の節目にあったピアノ、指導の現場での気づきなど、形式にとらわれず自由にお書きください。
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- 支部、ステーションの設立から今までの道のり
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