悩みは全国ネットワークで共有・解決~オンライン会員交流会より
2020年度はオンラインツールを活用した会員同士の「交流会」を積極的におこなっています。新入会員を対象にした会から、テーマを決めてディスカッションをする会など、北から南まで地域を超えて活発な情報交換が可能となりました。
「どんな人が参加しているの?」「どんなことを話しているの?」など、まだ参加したことがない人が気になるポイントをデータからもご紹介します。
今後も定期的におこなっていきますので、気になった方は是非お気軽にご参加ください!
日程 | イベント名 | ゲストスピーカー |
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2020/05/06 | U-35オンライン交流会 | 塚田 めぐみ・ 永瀬 礼佳 |
2020/05/07 | U-35オンライン交流会 | 塚田 めぐみ・ 永瀬 礼佳 |
2020/05/13 | オンライン会員交流会~指導者のための~ | 厚地 とみ子 |
2020/05/14 | オンライン会員交流会~指導者のための~ | 味埜 裕子 |
2020/05/15 | オンライン会員交流会~指導者のための~ | 沢田 菊江 |
2020/05/18 | オンライン会員交流会~指導者のための~ | 根津 栄子 |
2020/05/22 | オンライン会員交流会~指導者のための~ | 金子 彩子 |
2020/05/25 | オンライン会員交流会~指導者のための~ | 江本 純子 |
2020/06/09 | U-35オンライン交流会 | 神津 かおり |
2020/06/29 | 新入会員オンライン交流会 | 斉藤 ちづる |
2020/07/14 | テーマ型情報交換会:発表会・弾き合い会を考える | |
2020/07/16 | U-35オンライン交流会 | 岩渕 貴子 |
2020/07/24 | 新入会員オンライン交流会 | 上原 薫 |
2020/08/27 | テーマ型情報交換会:みんなは何を使ってる?ピアノ教材 | |
2020/08/31 | U-35オンライン交流会 | 湊 菜穂 |
2020/09/08 | 新入会員オンライン交流会 | 冨田 有香 |
2020/10/07 | テーマ型情報交換会:保護者とのコミュニケーション | 岡野 直美 |
2020/10/16 | ステップの疑問オンライン相談会 | |
2020/10/22 | 新入会員オンライン交流会 | 仕舘 洋子 |
6月から10月まで計4回実施/延べ70名が参加している新入会員交流会。
以下右のグラフを見てわかる通り、参加者の27%が「入会から2か月以内」というフレッシュな会になっています。
「発表会・弾き合い会」「教材」「保護者とのコミュニケーション」など多様なテーマを軸に開催。人気テーマは「教材」や、今後開催予定の「子育てと仕事の両立」など。
参加者の入会年数は1年以内~21年以上とフレッシュからベテランまで幅広く。多くの知見が交換される場になっています。
20代から60代まで幅広く。U35交流会の開催もあったので比較的30代までの参加者が多くなっています。
6月29日新入会員交流会ではこのように多くの都道府県から集まりました。
2020年10月7日(水)、オンラインにて会員向け情報交換会を開催し、全国各地から16名の先生方にご参加いただきました。ゲストスピーカーには広島県の岡野直美先生をお迎えし、今回のテーマである保護者との関わり方についてお話しいただきました。「保護者との信頼関係を築くには、日ごろからコミュニケーションをとり、ご家庭の環境を把握した上で常に心に寄り添うことが大事」と岡野先生。質疑応答の時間には具体的な疑問やお悩みとその解決策も話題にあがり、普段のコミュニケーションの大切さを改めて認識する会となりました。
ピアノ未経験の保護者にレッスン内容を適切に伝えるためにどのような説明をしていますか?(原田 美和子先生/東京)
- 保護者には「お子さんと一緒に学んでください」と伝えています。子どもと一緒にレッスンに参加することによって、保護者もだんだんと耳が育ってきます。(岡野 直美先生/ゲスト)
たくさん習い事をしていて、ピアノが最優先でないご家庭も多いのですが、それに対してどのようにされていますか?(大森 聖子先生/愛知)
- 私の教室の生徒も様々で、全員がピアノを最優先にしているわけではありません。長い年月習っていればピアノに注力できる時期もあれば、受験に専念する期間もありますので、その子、その時期に応じて目標を変えています。練習時間を充分に取ることが難しい場合は、レッスンの時間を使って一緒に練習をしています。(岡野 直美先生/ゲスト)
部活や受験をきっかけとしてピアノを辞める、という道を選択させないためにできることはありますか?(S.S.先生/栃木)
- 私たち指導者が一生懸命引きとめるのではなく、生徒自身が「ピアノを辞めたくない」と思えることが大事だと思います。そのために、「○○ちゃんはとても音が綺麗ね」「聴音が得意だね」と、良いところを本人にも保護者にも伝えるようにしています。勉強や部活で忙しい日々の中で、ピアノがリフレッシュになっている状態が作れればいいですね。(岡野 直美先生/ゲスト)
コンクールや発表会に苦い思い出があり、ステージに立つことに消極的になってしまうケースがありました。どのようにお声がけしたらよいでしょう?(築山 愛先生/福岡)
- 同学年や年の近い教室のお友達と交流し、仲間ができると自然に前向きに参加できるようになります。生徒同士の繋がりを持たせてあげるのも、指導者の役目だと思っています。(岡野 直美先生/ゲスト)
生徒自身はコンクールに興味を持っているものの、保護者にとっては負担が重いのか、消極的になってしまう方がいます。(H.K.先生/神奈川)
- 「私と生徒で頑張るので任せてください」と伝え、その状況でも結果を出せるように努力します。とは言え、毎回結果が出るわけではありません。生徒と一緒に喜び、一緒に泣いています。(岡野 直美先生/ゲスト)
詳細はリンク先に公開しています。