2021年11月29日 新入会員オリエンテーション開催レポート

2021年11月29日(月)、新入会員オリエンテーションが実施され、10名の新入会・入会をお考えの先生方にご参加いただきました。ゲストスピーカーに、八王子tuttiステーション代表の山地由貴先生先生(正会員/東京)をお迎えして、ご自身の入会体験談やステーションでの活動についてお話いただきました。ここでは質疑応答の時間でお寄せいただいたご質問の一部をQ&A方式でご紹介致します。(回答:山地由貴先生)

コンクールやステップの参加について

ステップは地域ごとに開催時期が決まっていますか?また、見学は可能ですか?

エリアごとに何月に開催する、といった形ではなくいつでも実施しています。
コロナ禍においては関係者のみの来場ですが、本来は入場無料でどなたでも見学可能です。各地区で制限状況が異なりますので、先ずはステップ開催事務局にお問い合わせください。(本部事務局より)

私は「発表会のようなもの」と聞いたので、見学もせず勢いで申し込みました。最初に参加したときは、メッセージ用紙の裏までコメントを書いてもらったことに驚いて、こんなに丁寧にコメントがいただけるならまた参加したいと思いました!(由貴先生)

ステージには出来るだけ多く参加した方が良いですか?

多い方は毎月何かのステージに立っていますが、回数がすべてではないと思います。
私のところでは、発表会プラスもう1つで、年2回以上が基本スタイル。毎月出ている人は「先月はこうだったけど、次はここを直したい」と自分で考えて取り組んでいるので成長スピードは早いですね。とはいえ、いっぱいいっぱいになってしまうと基礎がおろそかになるなどのマイナスも生まれてしまうので、無理のないペースで、常に目標がある状態が理想だと考えています。

コンクールのために、どのくらい準備期間を取っていますか。

私の場合、ピティナのコンペティションでは2月末の課題曲発表からいくつか曲を弾き始め、3月半ばには曲を決めています。GWまでに4曲弾けるようにしつつ、バッハやチェルニーなどテキストは止めずに進めています。最近では、先に本選の曲を練習して、予選の間際に予選の曲に注力するスケジュールにしていますよ。また、提携コンクールで課題曲が1曲の場合は、準備は2か月くらいかけています。

コンクールと普段のテキストを両立するにはどうしたら良いでしょうか?

勤務先の楽器店教室の年度初め(5月)に、生徒に「今年は何をする?」と聞くようにしています。コンペの参加についてはそれよりも前の2、3月に決めるので、それを踏まえて他のイベントをどのくらいこなすか、イベントに追われないように、先回りして〇月頃に譜読みを進めようか、など相談します。
コンクール前になると言われていないのにハノンやチェルニーを家に置いてくる子がいますが、その時は「毎週必ずやるものだから持ってきてね」と、テキストを進めることがベースにあることを伝えています。

各種会員サービスについて

支部の所属先はどう選べばいいですか、あとから変更は可能ですか。

支部の変更はいつでもOKです。ご本人からのご連絡ならばメールやお電話1本で対応いたします。所属先をどう選ぶかについては、「ステップやセミナーに参加しやすい近隣」「お世話になっている楽器店」「仲の良い先生・仲間がいる所」といった観点で決める方が多いです。(本部事務局より)

私は長らく無所属でしたが、後からお知り合いの先生が入っている支部に加わりました。(由貴先生)

SUKUSUKUや、あんしん保険、休業補償は入会すると自動で入っているものですか?

別途でお申込みが必要です。それぞれ入力フォームがございますので、ご希望の方は以下のリンクからお申込み下さい。また、あんしん保険は加入締切日がございますのでご注意ください。(2022年度のお申込みは2021年1月31日(月)まで)

SUKU×SUKU

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  • 有料のプレミアムプランもございます。詳しくはご案内ページをご覧ください。
ピアノ教室あんしん保険

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ピアノの先生・演奏家のための所得補償サポート(休業補償)

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eラーニングのお勧めのコンテンツは何ですか?

私自身、バロック期の指導法を磨くためにピティナの「バッハづくし」に参加したのが入会のきっかけでしたので、バッハ等を取り上げたコンテンツはよく活用します。種類も豊富なので、沢山の動画が視聴出来ますよ。同じテーマについて色々な先生のお話が聞けるので、幅広い視点で勉強出来て良いです。あとは楽曲アナリーゼや公開レッスンもおススメです。

◆参加しての感想
  • 入会はしていたものの知らないことが多く…今日参加して、ピティナをフル活用するとこんなに成長できるんだ、まだまだできることがあるんだと感じることが出来ました!(狩野 いづみ 先生/東京)
  • コンクールに向けた準備期間について、具体的なスケジュールや状態を聞けて良かったです。指導者が前もって計画、準備すること・基本をおろそかにしない丁寧なレッスンが大切なことを感じました。(S.K.先生/北海道)
  • ピティナの活動内容はある程度知っていましたが、実際に事務局の方やベテランの山地先生のお話を聞くことで、より一層理解できたと思います。また、他の先生方との交流もとても刺激になりました。(山原 智美 先生/大阪)
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