特別企画「わたしとピティナ」ep2:椛島里美さん(ピアノを習う子の保護者)

特別企画
「わたしとピティナ」エピソード
Episode:2
3人3脚、涙の予選通過
椛島里美さん
娘は今年、A1級のソロに出場した。小学校二年生。昨年は本番前日に、学校で指を骨折してしまい、痛みが酷く、ちからが出せなかった。来年こそ。と迎えた今年のコンペ。娘は課題曲の一つに、「おつきさまのはなし」を選んだ。先生と私、娘の3人3脚。楽譜が真っ黒になるまで書き込み、一音一音こだわって音作りをした。ところが思うイメージはあるのに、なかなか音に現れない。「できない」「悔しい」と泣きながら練習する娘は、最後の日まで諦めずに練習を重ねた。迎えた本番前日、娘は先生に向けてお手紙を書いた。「明日は先生に届くように演奏します。先生が泣いてくれるように弾きます」と。そのメッセージを先生に届けると、「最後は自信を持って送り出してあげたい」そう先生から連絡がきた。当日の朝、お教室で最後に弾いたおつきさまのお話は、これまでで一番美しく歌っていた。結果は予選一位通過。感情をあまり出さない娘の笑顔が弾けた瞬間だった。その日のことを私は昨日のことのように、今でも覚えている。

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皆様の記憶に残るピティナとの思い出や、大切に保管している写真・グッズを募集しています。会員、参加者、保護者の皆様、どなたでもご参加いただけます。
募集テーマ
寄稿「わたしとピティナ」
あなたとピティナの歩みを文章で教えてください。(長文・メール送信も可) 人生の節目にあったピアノ、指導の現場での気づきなど、形式にとらわれず自由にお書きください。
例)
- 初めてのピティナ参加の思い出
- ピティナでの思い出エピソード
- 私のピティナ史(ピティナとのかかわりの変化)
- ピティナで培った〇〇が今に生きています
- ピティナで見つけた宝物(生きがい/仲間/恩師/アイデンティティ…)
- 支部、ステーションの設立から今までの道のり
こんなもの見つけました
思い出のアルバムや引き出しの中に、懐かしいものはありませんか? 当時の様子がわかる写真やグッズを、短いコメント(200文字程度)を添えてお送りください。
例)
- 思い出・懐かし写真(ステーション設立時、表彰式、公開レッスン、〇〇と記念写真…)
- 思い出・懐かしグッズ(昔の記念品、パンフレット、採点票…)
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